KYTの導入について
「KYT」とは「危険予知トレーニング」の略称で、現場に潜む危険因子の予測や回避能力を向上させることを目的としたトレーニングです。
JEMSでは定期的にKYTを行うことで社員の安全意識を高め、自身のケガや事故の無い救急活動を目指し日々業務にあたっています。一言で安全と言っても人や状況によって様々で、みなが同じ危機管理能力・安全意識を持つことは難しいと言えます。
そのような中、安全に現場活動を遂行するためには危険予知能力と回避能力といった技術が必要となってきます。だからこそ組織内で積極的にKYTを行うことで、現場活動等のなかでそれぞれの救急救命士が見た・感じた危険を共有し、それに対して全員で対策を考えることが大変重要です。
救急業務を行う上で「安全な運行」が何よりも大切なことですが、「安全」は目に見える成果が分かりにくい部分でもあります。KYTは安全に業務を遂行できているという結果の再確認の場でもあると私は考えています。日頃の安全は当たり前ではない、社内の安全文化がもたらす結果だということを伝えていくことも重要です。
社内での安全文化の構築が傷病者・社員・自分自身の安全にも繋がっていきます。ケガや事故の無い、危機管理能力・安全意識の高い組織を目指して、これからもKYTを継続していきたいと思います。
JEMSで働くやりがい
地域住民のために救急という面からサポートできていることへの喜びです。
私は竹富救急事業部のある西表島の隣(フェリーで50分)の石垣島出身です。隣の島とはいえ私は西表島の救急を消防団が請け負っているという現実をJEMSに入職するまで知りませんでした。
救急救命士が救急車に乗っていることが当たり前になっている今、隣の島ではそうではなかったという衝撃とともに、救急救命士としてやれることを精一杯しようと決意しました。
入職後は地域住民の方に「JEMSさん」と声をかけていただくこと、「JEMSさんがいてくれて安心」と言っていただけることに喜びを感じ、地域や人に寄り添った仕事ができているとやりがいを感じます。
入社を考えている方へ
JEMSは若い会社で新しいシステムということもあり、社員全員でより良い環境や活動、システムを一緒に作り上げていかなくてはいけません。それはつまり自分の意見を挙げやすい環境にあり、それを先輩方が全力でサポートしてくれる環境がJEMSにはあります。自分のアイデアが形になり誰かのためになったとき、仕事にやりがいを感じると思います。
皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています!